もみがら堆肥を作ろう 〜その1〜
2017年11月30日
稲刈りも無事終了し、後に残った籾殻 ……。
この籾殻を利用して堆肥が作製出来る事をご存知でしょうか?
堆肥とは、いわゆる肥料の1つであり畑などの土作りにおいては必須の資材です。
籾殻を有効活用出来るのは嬉しいですよね⭐︎
先日、JA京都やましろでそんな『もみがら堆肥作り』の講習が行われましたので新米職員の私も参加してきました。
今回作製される「もみがら堆肥」はJA京都やましろ万願寺とうがらし部会の皆様に利用していただきます。
講習は4回にわたって行われ、まずはその第1回の様子を簡単に紹介したいと思います。
これが大量に用意された籾殻。すごい量ですね(-。-;
この籾殻とナタネ粕・米ぬか・VS34(微生物を増やす為の資材)を混ぜ合わせ、
上部写真のセメントブロック枠に少しずつ入れながら水をどんどんかけて行きます。
この作業を繰り返し …
(写真はまだ途中ですが)最終的に、混ぜ合わせた籾殻堆肥をセメントブロック枠いっぱいに積み込みました。
4〜5日も経てば発酵が進んでいき、中で繁殖する微生物の呼吸熱によって50℃〜60℃になるといいます。
そして積み込んだ籾殻の上にコンテナを置き、密閉(微生物が酸欠にならないように)しないようにビニールシートをかぶせておきしばらく日を置きます。
堆肥が完成するまでにおおよそ60日かかるのですが、
この日はここまでで終了し20日後に「切り返し」という作業を行う予定です。
もみがら堆肥を作ろう〜その2〜はその「切り返し」の様子を紹介したいと思います。m(_ _)m
JA職員 北森